千年風土の豊穣の地
信越自然郷(しんえつしぜんきょう)とは
豊かな水脈と山系が育む肥沃の地に、縄文人が定着しはじめて以来、ここ信越に創り上げられてきたものは、自然と寄り添う多彩な生活文化でした。
豪雪や厳しい寒暖差があるからこそもたらされた、信越の誇り高き財産です。
長野県と新潟県にまたがる信越9市町村(飯山市・中野市・妙高市・山ノ内町・信濃町・飯綱町・木島平村・野沢温泉村・栄村)は、この財産を守るため、9市町村全域を「自然共生圏」と捉え「信越自然郷(しんえつしぜんきょう)」と命名しました。
このかけがえのない資源をこれからも守り続け、自然と共存していくことが、ここに暮らす者の使命であると考えています。
豊かな水脈に囲まれた
豊穣な風土は、命の源「水」
流域の肥沃さを育む、日本一の千曲川。
流れ込む支流、無数の沢もあります。
それらはブナ林が蓄え、
時をかけて浄化された湧き水や、雪解けの露。
そして湖面に太古の記憶を映す野尻湖。
人間を含む生き物達に癒しを与えてきた温泉。
このエリア全域が
大きな水瓶のような役割を果たしています。
こんこんと湧き出している
「水」は、命の源でもあるのです。
千年もの間、持続してきた自然生態系
雪がもたらす
数々の恵み
名にしおう豪雪地帯、だからこそ豊かな実りと文化が花咲きます。
長く厳しい冬の間、日本海からの季節風がもたらすたくさんの雪は、春になると豊富な雪融け水となり、山をめぐり里を潤して、この地に住むすべての人々にかけがえのない「水の恵み」を分け与えてきました。
山に抱かれて人は自然に還っていく
信越(北信)五岳をはじめ起伏に富む名峰、奇峰を有する信越自然郷。
複雑に入り組む地形が創り出した遊びや冒険は多くの人々を誘い、惹きつけてきました。
四季折々の表情に彩られる山々は、まさに”宝の山”です。
上信越高原と妙高戸隠連山、2つの国立公園にまたがる山岳高原エリア、信越自然郷。
無限大の楽しみがあなたを待っています。